馬場

馬場

芝とダートの 2 種類があります。JRA の競馬場は 10 箇所ありますが全て両方のコースを備えています。地方競馬では盛岡以外はダートのみです。海外では芝が主流の国(欧州に多い)とダートが主流の国(米国など)があります。

野芝

日本古来の芝です。東北から九州まで自生しています。地下茎がしっかりしていて,耐久性に優れています。しかし寒さに弱く,冬になると枯れてしまいます。また背丈が低いので見栄えはあまり良くありません。

洋芝

名前のとおり西洋の芝です。特徴は野芝の逆で,背丈が高くて見栄えがする反面,耐久力に難があります。また暑さに弱くて夏は成長を止めてしまいます。

オーバーシード

現在 JRA の芝コースは野芝をベースにしてその上に洋芝を蒔く「オーバーシード」を行なっており,これにより両方の欠点を補っています。ただし夏の新潟,小倉,中山,阪神は野芝だけで開催されます。新潟は夏に限らず春や秋の開催でも野芝だけです。また札幌と函館は洋芝だけで開催されます。

ダート

本来の意味でのダートは「土」ですが,雨量の多い日本では開催が難しいので砂になりました。現在は青森県の海砂が使われているようです。厚さは 9cm と決まっています。なお地方競馬では砂の産地や厚さが異なっています。

オールウェザー

ゴムや繊維などを素材とした人工馬場です。芝は維持管理が難しく,ダートは砂や土埃の飛散による影響が懸念されるということで開発されました。日本では調教のコースに導入されています。海外では欧州において比較的導入されているようですが,米国では一旦導入したものの結局ダートに戻したところもあるようです。

降雨の影響

水分量に応じて「良(りょう)」「稍重(ややおも)」「重(おも)」「不良(ふりょう)」の 4 段階に分類されます。芝では重いほどタイムが遅くなりますが,ダートではむしろ速くなります。

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